砺波市の散居村と呼ばれる一角にある重厚な日本家屋です。砺波市は住みやすさ全国2位、県内では11年連続1位の屈指の人気の市です。
この日本家屋は築35年で、古民家の域には入っていませんが、100年以上経過したアズマダチの「枠の内」を再利用しています。8寸の大黒柱2本及び梁組の3本も木目のきれいなケヤキです。1.5尺の差し鴨居はより重厚さ感じます。
外部も内部も本当に丁寧な造りとなっています。2間間口の玄関を入ると木目のきれいな格天井が目に付きます。そして広いところでは幅9尺ある回廊が家の広さを物語っています。この回廊があることで、1階部分は食事処など多用途に活用できます。トイレが3ヶ所もあるのが便利です。6月に入って撮影したことで、簀戸がいたるところに建て込まれていました。これですと風通しがよく、夏でも過ごしやすいですね。現状では手直しするところは全くございません。すぐに活用できます。


写真1 2.5間*2.5間の枠の内 天井高も高く空間が広いので活用範囲が広がります。写真2,3は広い回廊です。写真4離れの和室で格式高い作りです。写真5 2階に屋根裏収納が2ヶ所あります。写真6 4台用のガレージとその横に納屋もあります
枠の内は東面の南側角です