206011 [山形] 長谷堂城ふもとの歴史ある古民家
山形市の西部に位置するこの地は、かつて長谷堂城の戦いにおいて最上軍と上杉軍が、激しい攻防戦を繰り広げた地でもあります。長谷堂城跡ふもとのこの歴史あるこの地には古民家が多く点在しております。築推定100年のこの住まいは土蔵と、珍しくRC造の前室で繋がっております。防火上の鉄扉も設置されています。茶の間、台所は内部のみ改修、もともと大きい主屋の周囲に部屋、水回り等が増築されていったものと思われます。広い和室は太い柱と差し鴨居等で構成され、各所に銘木が使用されております。ほぼ当時のままである和室と蔵座敷は広くて利用価値が高いので、大家族でも住むことが可能でしょう。古民家を愛する人にはお勧めです。
山形市大字長谷堂147はこんなところです
山形県郷土館文翔館
大正5(1916)年の建築で、昭和50年まで県庁舎や県会議事堂として使用されていたイギリス・ルネサンス様式の建物です。現在は県政や県議会の歴史等の資料を展示しています。国の有形文化財として指定され、山形市街地散策の定番スポットです。
七日町御殿堰
山形城主・鳥居忠政によって城のお濠の水源・農業用水などの確保のために整備された「山形五堰」の一つで、七日町地区では石積み水路に再生され、400年の歴史ある「御殿堰」の流れを現在にも残しています。堰の景観を利用した再開発商業施設「水の町屋七日町御殿堰」には飲食店や雑貨店などが軒を連ね、山形市の憩いの空間として人気のスポットです。
山形美術館
ルノワールやモネなどの印象派の作品、与謝蕪村や渡辺崋山ら、江戸時代以降の日本画家の作品を集めた長谷川コレクションなどを展示しています。その他、企画展も定期的に開催しています。
馬の背
蔵王山の火口湖である御釜の西側外輪壁上を指し、熊野岳から刈田岳へ通じる約2kmの尾根が馬の背と呼ばれています。ここからは360度視界を遮るものはなく、雄大な蔵王の景色を楽しむことができます。
この物件を鑑定いたしました古民家鑑定士を紹介します。
有限会社 菊地工務店 古民家鑑定士一級
伝統構築士
一級建築士
posted by 一般社団法人山形県古民家再生協会