206031 [物件情報] 江戸から令和へ。谷地の歴史を受け継ぐ「安部権内家」
山形県河北町谷地に佇む「安部権内家」。安部家は江戸時代からこの地に暮らし、代々地域と深く関わりながら歴史を刻んできました。現在の主屋は天保年間に建てられたと考えられ、その後、明治期の改築などを経ながら大切に受け継がれてきた貴重な建物です。広い屋敷地には主屋を中心に座敷蔵や床蔵などが配され、長い年月を重ねた柱や梁、建具など、現代の住宅では再現することの難しい趣が随所に残されています。米やベニバナ等この地域の発展にはかかせない農作物により発展してきた安部家。単に「古い家」ではなく、谷地の暮らしと文化、そして安部家の歴史そのものを今に伝える古民家です。二百年近い時を越えて守られてきたこの場所を、次の時代へ。歴史を受け継ぎながら、新たに利活用をしてくださる方との出会いを待っています。
土地4267.01㎡(宅地3280.01㎡ 畑987㎡)
農地の利用方法についてはご相談下さい。
西村山郡河北町谷地己889はこんなところです
河北町(かほくちょう)は、山形県中央部にある人口約1万7千人の町です。1954年(昭和29年)に町村合併により誕生しました。山形盆地のほぼ中央の平坦な地に位置し、東には最上川(もがみがわ)、南には寒河江川(さがえがわ)が流れ、西には葉山(はやま)を望む自然豊かな環境を有しています。
江戸時代、河北町は最上川舟運の拠点として「最上紅花」の集散地となり、大変な賑わいを見せました。摘み取られた紅花は染料や口紅の原料として京都へ運ばれ、当時は金(きん)にも匹敵する価値で取引されたと伝えられています。現在も河北町では町の花に指定されているほか、かつての豪農の邸宅を活用した「紅花資料館」などで、紅花がもたらした豪奢な文化と歴史を今に伝えています。
冷たい肉そばは、河北町谷地(やち)地区が発祥とされる山形を代表するご当地グルメです。コシが強く歯ごたえのある蕎麦に、鶏ガラベースの旨味が詰まった冷たい(常温〜やや冷ための)つゆを合わせ、具材には噛むほどに味わい深い親鶏の肉と刻みネギをのせるのが特徴です。大正から昭和初期にかけて酒の肴として親しまれた文化から生まれ、季節を問わず年間を通して楽しむソウルフードとして広く愛されています。
かほくスリッパは、明治時代の草履(ぞうり)づくりから発展した地場産業で、国産スリッパの全国有数の生産規模を誇ります。職人の手仕事が生む確かな履き心地と高い耐久性で、全国に根強いファンを持っています。
この物件を鑑定いたしました古民家鑑定士を紹介します。

株式会社 本多建設 本多 作之助
1級建築士
古民家鑑定士1級
posted by 一般社団法人山形県古民家再生協会