志賀町に建つ、推定築40年の歴史ある古民家です。
30センチ角の通し柱や力強い梁が支える堂々たる架構は、今ではなかなか手に入らない贅沢な木材がふんだんに使われており、格式高い格天井や太く重厚な柱・梁・差し鴨居が空間全体に圧倒的な存在感を放っています。大工の確かな技と日本建築の美しさが息づく、非常に魅力的な建物です。
震災の影響で床に不陸が見られましたが、沈下修正工事により傾きはすでに補修済み。
今後の暮らしや事業計画も、安心してご検討いただける状態となっています。
囲炉裏が残る大広間には、夏でも心地よい風が吹き抜け、猛暑日に何度訪れても驚くほど涼しい体感でした。
外へ出ると広大な田園風景と雄大な山々が広がり、四季折々の表情が楽しめる自然豊かな環境。山菜採りや自然体験など、ここにしかない暮らしの価値が詰まっています。
この古民家は、単なる移住先やセカンドハウスとしてだけでなく、
“歴史ある建築を未来へとつなぐ、新たな場” としての可能性を秘めています。
私たちはこの場所を、能登の自然や文化、人とのつながりの中で、
創造的な拠点へと育てていけたらと願っています。
たとえば、企業様による研修やワーケーション、地域と連携した交流・宿泊施設、
クリエイターや研究者の滞在拠点。
また、小規模な民泊など、建物の魅力を活かした幅広い活用が可能です。
ご提案内容に応じて条件のご相談も可能ですので、まずはお気軽にご連絡ください。
歴史ある建物に新しい息吹を宿し、地域とともに未来を育てる。
そんなプロジェクトに共感いただける方との出会いを楽しみにしています。