築67年の建物で、母屋は半壊、土蔵は全壊です。2016年に大規模なリフォームを実施されています。
土蔵は倒壊しているので公費解体をお勧めします。
母屋と離れは、水回りは使用可能で清潔な状態なのでこのまま利用可能ですが、床と柱が傾き、差し鴨居が歪み抜けている箇所もあり構造体の修繕が必要です。
伝統的建造物群保存地区である黒島町に位置しており、伝統的建築物と認定が受けれれば、文化庁の制度を活用すれば母屋と離れにそれぞれ交付金が活用できます。
両となりが公費解体されるのでそのスペースを駐車場としてお借りできれば、復興の期間は復興関係者の宿泊施設として、復興後は⺠泊施設として活用することができると考えられます。