築100年超えの伝統構法古⺠家です。
目の前には田園風景が広がるのどかな場所に位置しています。

広々とした間取り、大きな古材が特徴で、古民家ならではの風情を感じられます。
大きな構造材が長い間家を守り続けてきたことがうかがえます。

修繕して活用していただける方、また古材を活用いただける方を探しています。
お問い合わせお待ちしております。


●下記調査所見

建物は、納屋、継の間、主屋となっていて継の間からの雨漏れが見られます。
調査当日は積雪により屋根の状況は確認できませんでしたが、主屋と納屋の屋根は修繕済みで大きな問題は無さそうでした。
継の間の屋根は雪解けの頃雨漏れ対応が必要となります。

主屋の和室の鴨居が外れた部分や床下大引きが外れた部分は一度天井、壁、床を外し、立て入れ直しを行ったうえで差し入れを行うことにより復旧は可能と思われます。
仏壇置き場は地域の特性で非常時に仏壇を避難させられるよう軽微な造りとなっているため今回の地震で崩落したと思われます。
一度撤去し再度作り直すことも可能です。

建物は大径材の古材が使われているため、自費解体により古材を再利用する方法もあります。
良い古材を再利用して同じ場所にコンパクトな新築を建てるか、別の地で古材を利用して新築する方法も考えられます。