社寺を宿泊施設にし、地域のコミュニティの場所として活用することを目指しています。
修繕しなければならない箇所が随所に見られますが、建物に使われている材質は良く、十分に活用できるかと思われます。

山と海に挟まれた地域で土壌は湿気を含んだ粘土質の土地のように見受けられました。そのため、水分を含んだ状態の土地であると推測されます。
床下通風に関しては床高もあり良好です。蟻害は見受けられませんでした。もし、防蟻を検討されている場合、ホウ酸系材の処理をお勧めします。
また、雨漏りの箇所があり梁に腐食が見られます。梁を新たに繋ぐ必要があります。