840018 [売買物件] 住居兼テナントに最適 室礼風情が残る。宿などを営んではいかがでしょうか?
今回鑑定させて頂いた建物は、構造体にはしっかりとした材料を使って建築されており、また建具などの室礼も当時のもので素敵な佇まいです。
【外部】屋根と軒天の外部部分に経年劣化が見受けられ雨漏りの箇所があり、早急に手入れをすることをお勧めいたいします。また外壁部分では漆喰と土壁が剥がれているところがあり、雨が侵入しているところもあります。周辺環境としては旧住宅地域ではあるが敷地が広くゆったりとした環境です。また敷地の南側と北側に庭があり、室内からの借景としても考えられた作りであり、夏は太陽の光を避け北側庭を縁側から鑑賞し、冬は南側庭を鑑賞することができる遊び心のある工夫が施されています。
【内部】柱や梁、建具や床板など手入れが行き届いているため非常に良好な状態です。
柱の傾きもほとんどない状態です。2018年3月まで利用されていた為良い状態が保てております。畳間の畳は現在ないですが、部屋番号5の下地下には断熱材を根太厚分挟み込み現代でも住みよい工事をされています。その他の下地も同じようにすることで、床冷えも抑えれ不十なく住むことが可能です。
1枚目は既存平面図。2枚目は敷地図及び利用イメージプランニング
八女市宅間田はこんなところです
はるか一面に広がる茶畑。ゆるやかな傾斜の丘陵地に広がるこの大茶園(約70ha)は、福岡を代表する八女茶の一大生産地です。 ここは、1969年から1973年にかけて「県営パイロット事業」として103haの山林を開発して作られた茶畑で、その雄大な景色は広く知られるところとなりました。 頂上には展望所が設けられ、晴れた日には有明海や島原半島を望むことができます。新茶の季節には、新茶の無料接待や販売が行われます。
「滝の宮(縁結び不動尊)」
納又滝という滝の傍に不動さんが祀ってあります。ここは聖域となっているらしく、鳥居にそう書いてありました。道路からすぐの場所に滝があるのですぐにたどり着けます。滝は岩肌を水が流れ落ちてる滝でした。不動産は滝の少し下流に祀ってあります。滝の神々しさもあって非常に清涼な雰囲気を感じる聖域でした。
この物件を鑑定いたしました古民家鑑定士を紹介します。
2003年 崇城大学工学部建築学科卒業
2006年 現住まいるクオリテイ株式会社 取締役就任
2010年 内閣府認可「古民家鑑定士」講師
2013年 一般社団法人福岡県中央古民家再生協会 代表理事就任
2018年 九州大学地域政策デザイナー養成講座運営委員会マネージャー
2018年 一般社団法人住教育推進機構福岡中央支部 支部長就任
2019年 全国空き家アドバイザー協議会 理事
2019年 一般社団法人全国古民家再生協会 理事
posted by 一般社団法人福岡県中央古民家再生協会