物件情報サイトであるこのサイトでは、物件の価値をはかる基準に、不動産サイトでいう「査定」ではなく、専門家による「古民家再生総合調査報告書」「木造住宅簡易鑑定報告書」を用いています。

良く聞く「査定」とどう違うのでしょうか。

 

【「売る」ではなく「活かす」という視点】

古民家鑑定書

 

「査定」といえば、詳しい専門家が見て価格を算定しますが、その主な目的は売買です。算定した価格をもとに、売り買いを行っていくことが目的です。

それに対して、「古民家再生総合調査報告書」「木造住宅簡易鑑定報告書」は古民家の価格を出しますが、その他にも現状の細かなコンディションとそれに基づいた30年間のメンテナンススケジュールを提示して、今後どのように維持管理するかのご相談もお受け致します。

その目的は、古民家を活かすということです。売買ではなく活用してもらうことが古民家鑑定の本来の目的です。
評価した価格での売買もむろん可能ですが、メンテナンススケジュールを活用し物件に長く住まい続けることができます。

売買においても、どんなコンディションか分からない古民家を買うより、安心して購入できます。また固定資産税の評価と売買でも活用でも、安心安全に古民家を残していけるのが古民家鑑定です。

 

 

【 誰が鑑定を実施するの? 】

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古民家再生総合調査は、3つの内容(古民家鑑定・床下インスペクション・伝統耐震診断)で構成されており、それぞれ専門資格を保有する資格者によって行われます。
>> 古民家再生総合調査報告について

木造住宅簡易鑑定は、一般社団法人全国古民家再生協会とシルバー人材センターが連携してコンディションの調査をおこないます。
>> 木造住宅簡易鑑定について