古来より交通の要衝であった稲沢市。その西部に位置し、昔ながらの街並みも残る旧祖父江町。物件はその中部、生活施設も多く点在する便利な住宅地の中に建つ。

 昔ながらの街並みで周辺の道路は入り組んではいるが、敷地は広く庭も手入れされている。築60年以上のこちらの古民家は、大工さんが5年をかけて建てたというだけあり、外部も内部も贅が尽くされている。
 
 木で造られた外壁や濡れ縁、建具に至るまで当時の趣をそのまま残しており、細かい細工を施された古建具や床の間、付書院、欄間、格天井などが目を愉しませてくれる。天井板も立派な一枚板が使われており、ところどころ経年劣化は感じられるものの著しい腐食等はなく、手入れの行き届いた状態の良い古民家と言える。日本の住文化と歴史を感じられる後世に残すべき古民家と感じる。

愛知県北西部に位置し、木曽川を挟んで対岸には岐阜羽島がある。 人口13.4万の都市で名古屋へはJR、名鉄で10~20分程、車でも30分から40分程で行くことができ、ベットタウントとして近年発展しつつある。 また有名企業として、ソニー、三菱、豊田合成、王子製紙、日立、ユニー本社などが 生産拠点を置き商工業都市としても物流の移動が盛んである。 古代には尾張の政庁(国衙)が置かれ、中世~戦国期には清須に政庁が移るまで尾張の中心都市として栄え、鎌倉街道、美濃路沿線は宿場、人馬物流の往来で賑わったようです。 全国的に有名なものとして、旧祖父江町の銀杏とイチョウの紅葉、 天下の奇祭、国府宮神社の裸祭り、稲沢駅旧国鉄時代の操車場などが有名である。 隣接する愛西市にまたがっては織田信長生誕の地、勝幡城址があり官民を挙げて全国に宣伝中である。 古来より交通の要衝であったことから街道が整備され、岐阜、名古屋市街地にも近く、近郊には大型ショッピングモールなども点在し「田舎」と「住居」がバランスよく構成された大変便利な地域である。