内外装ともに修繕や修復が行われておりますが、築101年という風格を随所に感じる良い古民家だというのが率直な感想です。外観でいうと、商店街に所在し、1F北側はテナントになっていることもあって、外装が洋風になってしまっています。現在のファサード(外観)はおもむきが分かりませんが、建具や木製サッシ、欄間など職人のこだわりが多数残っています。2Fの天井板を剥がし、小屋裏の大きな丸太梁を見せるようにしてあるとかなりよさそうです。築101年の長い歴史を見守ってきた家です。間取りも広いので、移築後、飲食店、資料館、旅館、民泊施設などに再築するとまだ長く使うことが可能です。

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