町中の空き家で100年以上経過した「枠の内」を移築用に
生け捕り、エコ解体します。
4月中には手解体した「枠の内」を新設した移築用仮組建屋「越中古民家」
で水洗いして、各部材を点検の上、仮組確認・展示する予定です。
枠の内は2間四方で使いやすいサイズです。差し鴨居、束、貫き等はケヤキで、木目もきれいで、年代を感じます。差し鴨居は3方枠で、差し鴨居が無い面は新築時にはめ込むときに、活用しやすいと思います。上部の梁組は4本で、見た目よく組まれています。天井高は、桁下で3320あります。柱は140と180の組み合わせです。利用方法としては、住宅新築時にLDKとして活用したり、店舗のカフェや食事エリアにも活用できます。展示ができましたら、ぜひ見学に来てみてください。

枠の内の図面です。下屋部分も含まれていますが、その部分は移築用には含めません