のどかな田園地帯にたたずむ古民家です。古いところで明治2年の建築で築150年ですが、そういった感じはあまりしません。一番の見どころは枠の内の広間です。ケヤキの梁がきれいです。座敷境には板戸があり、開けると田の字型の部屋が広がります。控えの間は屋根からの雨漏れがあり、この部分は減築をお勧めします。台所前の和室には階段があり、スライドの建具を開けると、小屋裏があります。収納に使われています。水回りは少し手を入れればそのまま使用できそうです。
住宅の隣には、大きい納屋があります。現状、営農組合が借りられています。家の周りの管理は近くの親戚の方がされており、しっかり管理されているようです。
外壁はそれなりにしっかりしていますが、部分的には漆喰部分がはがれているところがあります。田舎暮らしがしたい方にはお勧めしたいです。


家全体を支える枠の内は、建具も含め立派です。間取りは典型的な田の字型でいろいろ活用できます。