山形県酒田市の南東端の位置する成興野地区にこの土蔵は存在します。近くには最上川の流域があり、庄内平野の田園風景の中に住宅及び土蔵等が道路沿いの敷地内に建っております。この土蔵は推定、明治の時代に建築されたものとされ、いまに至っております。住宅の裏山の少し小高い丘の平地にこの土蔵はあります。外部は一部土壁が崩れているところもあります。軒天井についても土壁が落ちている箇所もあります。外部はもともと漆喰壁、軒天井も漆喰が塗られてあったと思われます。内部は現在、物置として使用されており、古い生活品が残されております。柱は栗材、梁材には欅材等が使われており、このような、今では手に入ることが難しい材料が惜しげもなく使われた良き時代を感ずることができます。尚、価格についてはご相談可能です。
※価格は建物のみの価格です。