秋田県男鹿市に建つ築78年の古民家。平成21年に屋根塗装、雨漏りの修理を実施しており、建物の躯体・内部は痛みが少なく、とても良い状態で保たれており、台所、風呂(UB)、トイレ(水洗)は現代生活に合うよう改修済みです。外壁、屋根については材料が痩せたり、劣化している部分もあり、一部改修が必要な場所があります。

土地面積は、居住用宅地1234㎡、非居住宅地(農具小屋、車庫)106㎡、農地(ほとんどが畑)1204㎡、山林240㎡、合計2784㎡です。
なお、男鹿市では、1000㎡以上の農地があれば営農が可能です。

床面積は、1階246㎡、2階25㎡で、合計271㎡です。古民家鑑定は2017年に実施し、翌年にシロアリ、キクイムシ対策実施済みです。
オーナーが今回茨城に戻られるため、大切に使っていただける方を募集しています。


秋田市の西部に位置する男鹿半島のほぼ全域が男鹿市です。寒風山からは清浄な湧水が湧き出し、市民の貴重な飲料水に利用されています。冬の名物ハタハタその他、四季を通じて水揚げされる地元海産物は新鮮美味で、八郎潟もあり、釣り好きには好立地です。周辺には温泉が多く、宮沢海岸海水浴場に隣接する、夕陽が素晴らしい夕陽温泉は、本物件から車で15分、珍しい泉質の大潟モール(腐植質)温泉は10分の距離です。気候的には、春から秋はとても過ごしやすく、また冬の降雪量は県内では比較的少ないため、本物件の周辺地域は通常屋根の雪下ろしが不要です。商業施設は海岸線を走る101号線とJR男鹿線に沿って立地し、人口も沿線に集積しています。本物件から最寄り駅(脇本、船越)までは車で10~15分の距離です。世界遺産に登録されたナマハゲの外、バイクツーリングのメッカとして、また男鹿半島の特異な生い立ちを学ぶ男鹿半島・大潟ジオパークなど、自然・観光資源のとても豊かな地域です。