この建物の持主は藩制期には大肝煎をしていたと言われる。現在の花巻市高松地区から平成10年に移築再建した住宅である。解体撤去されるのを惜しんで、現持主の父親がどうしても残しておきたい建物と譲り受け、現在の地に建て直した。その際、構造を補強したりトイレを建物内に設けたりと多少の改造は行っているが全体としては、ほぼ当時のままである。平面構成は馬屋を建物内に組込んでいる、内馬屋形式の直ご屋(すごや)である。建物左を座敷、右を内ニワとする右勝手左座敷の間取りで、納戸も含めれば7室ある。納戸を設ける平面構成は岩手県の旧仙台藩領内では一般的に見られるが旧盛岡藩では沢内、花巻、東和までであり、この住宅は仙台藩北限の貴重な住宅である。この建物こそ、後世に残すべき伝統建築物であり、国内は勿論、海外にも移築可能な建物である。

※価格については要ご相談となります。詳しくはお問い合わせ下さい。
※本物件は移築物件です。建物のみのご購入となります。